
環境と人々の活動が調和した社会基盤の充実に向けて
社会環境工学は、地球的視点から、社会環境の向上、生活環境の安全・安心、自然環境の保全を工学的に取り扱う学問です。英語でCivil and Environmental Engineeringと言うように市民生活と自然環境とが密接に関係し合った工学です。安全で文化的な生活を送るために必要な社会基盤の整備、自然と協調した生活の実現を、技術者倫理に基づいて実践する専門家の育成を社会環境工学科は目指しています。具体的には橋やトンネル、河川などの計画・設計・建設・維持管理のための技術、地震や津波といった災害に対応する技術、水質や土壌の改善などの環境保全、また魅力ある都市や地域の計画・デザインを学びます。建設工学専攻においては、社会環境工学と同様のコンセプトのもとで、より一層専門性を深めた研究を進めます。